矢野監督「記憶にない」落雷中止にもポジティブ「これで総動員でいける」

中断中、空を見上げる矢野監督(手前左)=撮影・北村雅宏
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 「DeNA(落雷ノーゲーム)阪神」(3日、横浜スタジアム)

 DeNA戦は落雷の可能性が懸念され、2度目の中断後、悪天候による中止が発表された。試合は1回裏。阪神の先発・青柳が1番の神里を空振り三振に取ったところで、落雷の影響で稲光が起きた。中止決定の時点では降雨はなかったが、その後に一気に降り出して激しい雷雨となった。

 この中止に「雷(での中止)なんかあんの?珍しいというか、自分の中で記憶にないけどね」と矢野監督。阪神は前カードで巨人に勝ち越して、3位・広島に2ゲーム差。今週は2位・DeNA、3位・広島とのカードだけに、Aクラス入りを懸けた大きなヤマ場となる。「大事な試合、週になるというのはもちろん分かっていたし。勢いを付けるという意味ではやりたかった」と指揮官は正直な心情を明かした。

 それでもすぐに気持ちを切り替える。「こればっかりはしょうがない。逆にいうとまたチーム全員で中継ぎもね、総動員でいける5試合になったと捉えることもできると思う。まあ、そう考えていけばいいかな」とポジティブに捉えた。

 また広島と2ゲーム差になったことに触れ、「優勝っていうのがなかなか見えなくなってきてる中で、広島とのゲーム差っていうのははっきり見えるところにある。自分らの力でなんとかできるところまで、まずは来られた。そこをみんなで狙っていく気持ちも高まっている」とAクラス入りへの意気込みを語った。

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