藤浪、2軍戦で5回7安打7失点 押し出し死球含む5四死球と課題露呈

先発し力投する藤浪
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 「ウエスタン、ソフトバンク-阪神」(31日、タマホームスタジアム筑後)

 先発した阪神・藤浪晋太郎投手(25)が5回7安打7失点、5四死球と不本意な結果に終わった。

 今季初被弾を許した。二回だ。先頭の長谷川勇に1ボールから151キロ高め直球を完璧に捉えられ、打球は右翼防球ネット上部に突き刺さった。

 1点で食い止めたい所だったが、大量失点を許してしまった。2つの四球と安打に2死満塁とピンチを広げた。相対した三森には左足に死球を与え、押し出しに。続く川瀬に右前2点適時打、栗原に左前2点適時打を浴び、この回だけで6失点。球数も35球だった。

 今登板に向けて「自分の課題はコントロール。どれだけフォームを再現性高く、投げられるか」と課題を持ってマウンドに上がったが5四死球と克服することは出来なかった。

 この日は直球主体で投球を展開し、常時150キロ以上を計測。最速は155キロと馬力のある投球で光も見せた。ウイークポイントは分かっている。再び、1軍の先発を担うためにも目下の課題を克服していくしかない。

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