鳥谷と今後に向け会談「結論まだ」 引退勧告は否定…球団本部長

 阪神が、進退に注目が集まる鳥谷敬内野手(38)と今後に向けた会談を始めたことが30日、分かった。谷本修本部長が同日取材に対し、鳥谷と話し合いの場を持ったことを明らかにした。会談は29日午前に、今季が5年契約の最終年となる鳥谷が、揚塩健治球団社長をはじめ球団首脳陣らと面会した。谷本本部長は「あれだけのプレーヤーですから丁寧にやらないといけません」と語った。

 引退勧告による今季限り退団との見方も出ている中、谷本本部長は「自分で進退を決めるべき数少ない選手」とし、結論については「答えはまだ全然出ていないです」とした。鳥谷に対し、球団側の考えは伝えたとし、引き続き、会談の場を設ける方針。

 25日の試合後には鳥谷が「最後の打席になるかもしれない」と意味深長な発言。谷本本部長が早期に会談の場を持つ方向を示していた。

 2003年ドラフト自由枠で入団し、新人イヤーから主力として活躍し続けてきたが、16年目の今季は代打中心の出場となり、56試合で打率・208に止まっている。

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