阪神・新助っ人ソラーテがデビュー戦で勝ち越し2ラン「最高の気分だね」

7回、左越え2ランを放つ阪神・ソラーテ=東京ドーム(撮影・金田祐二)
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 「巨人-阪神」(26日、東京ドーム)

 阪神に新加入したヤンハービス・ソラーテ内野手(32)=前マーリンズ傘下3A=が同点で迎えた七回、来日1号となる勝ち越しの2ランを放った。

 この回、2死から近本が二塁強襲内野安打で出塁。昇格即、「2番・遊撃」でスタメン出場したソラーテに打順が回った。

 この日、初めて右打席に入ったソラーテは1-1から3球目。田口の130キロのスライダーをフルスイング。打球は左側スタンド上段に飛び込む特大の2ランになった。

 打った瞬間、スタンドインを確信した助っ人だが、二塁を回るとなぜか全速力。三塁を回ったところで大きく飛び跳ねておどけて見せるなど、パフォーマンスでもスタンドを沸かせた。これには敵味方、関係なく、敵地ドームも大きな拍手を送っていた。

 「打ったのはスライダー。その前に同じ球を見ることでができたし、力まずに甘い球にしっかりアジャストすることができたよ。(来日初本塁打については)ファンのみなさんがあれだけ喜んでくれて、今まで聞いたことがないような大歓声の中で、ダイヤモンドを1周できて最高の気分だね」

 ベンチでは同じ外国人枠を争うマルテが、矢野監督よりも前に飛び出して来日初本塁打を祝福。球団の助っ人選手で、来日初安打が初本塁打になったのは、1995年のグレン・デービス以来、実に24年ぶりの快挙となった。

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