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原口 後半戦初スタメンで2安打2打点「活性化させるために出ていると思う」

 3回、勝ち越しとなる2点適時打を放つ原口
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 「中日6-4阪神」(17日、豊橋市民球場)

 試合後の狭い通路を歩きながら、阪神・原口文仁捕手は「う~ん」と答えに窮した。結果だけ見れば4打数2安打2打点。6月20日の楽天戦(甲子園)以来、1カ月ぶりに「5番・一塁」でスタメン出場。球宴の勢いそのままに、バットでチームに貢献した。ただ、勝てなかった事実に悔いが残る。

 「追いつかれたあとの得点圏ですかね。苦しい時に打たないと、出ている意味がない」

 2本の安打よりも先に、2本の凡退が口を突く。振り返ったのは同点の七回だ。2死から糸井、大山の連打で一、三塁。福の初球を狙った。真ん中に甘く入った直球をフルスイング。ミートした打球は、無情にも三塁・堂上の正面を突いた。天を仰ぐ原口。紙一重の結果が勝敗を分けた。

 ただ、浜中打撃コーチが「インパクトはあった」と評したように、ナインを鼓舞する活躍だった。二回、中前打でチャンスメークすると、続く三回。2死二、三塁の好機で打順が巡った。2-2から5球目、高めのスライダーに食らいついた。見送ればボール球。阿知羅の股を抜く中前2点打で、一時勝ち越しとなる2点を奪った。

 プラスワン投票で選出された球宴では2戦連続の本塁打。衝撃的な2発は多くの人々の感動を呼んだ。後半戦に入ったチームは連敗中。マルテも負傷で一時離脱し、流れを変えるための起用でもあった。同コーチは「常にいい所で打ってくれる。代わりとしては十分です」と最敬礼した。

 だが、沈むチーム状況だからこそ、原口は得点圏で2度の凡退を、最後の最後まで悔やんだ。「活性化させるために出ていると思う。なんとか打っていかないと」。求めるのは10割の結果、勝負どころでの1本である。「また、頑張ります!!」。悔しさをかみ締めながら前を向く。ただ、勝利のために。フルスイングで苦境を打破したい。

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