藤浪、15日2軍戦回避 右足軽度の張りで登板延期

 阪神・藤浪晋太郎投手(25)が先発予定だった15日のウエスタン・広島戦(倉敷)の登板を急きょ回避することが14日、明らかになった。この日、鳴尾浜球場で行われた練習中に右足に軽度の張りを訴えたため。

 先発前の最終調整を黙々と進めていた。キャッチボールや遠投の後、ダッシュなどのメニューをこなしていたが、この時に違和感を抱いたもよう。球団トレーナー、首脳陣が話し合い、「無理はさせられない」と登板延期の方針を決めた。

 ただ、球団トレーナーは藤浪の症状を「軽症」と強調。現状では19日からのウエスタン・ソフトバンク3連戦(タマスタ筑後)に先発がずれこむ見通しだ。15日は代わって浜地が1イニング限定のオープナーとしてマウンドに上がる。

 藤浪は前日13日のブルペン投球後には「(感覚は)悪くなかったですし、しっかりゲームにつなげられれば。納得できる形、感覚を出していけるように」と意気込んでいたが、思わぬ形で登板は先延ばしとなった。

 1軍昇格への道半ばで起こったアクシデント。症状が軽度と見られるだけに、今は悪化させないことが先決だ。平田2軍監督も万全な状態での投球を願う。次回、登板日に向けて入念に調整を進めていく。

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