青柳4年目の初完封 八回ピンチに矢野監督から「任せたぞ!」力投129球

プロ初の完封勝利を挙げ、タッチを交わす青柳(中央左)
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 「中日0-2阪神」(29日、ナゴヤドーム)

 阪神・青柳晃洋投手が9回を投げ抜き、プロ4年目34試合目で自身初となる完封勝利を飾った。竜打線を散発5安打に封じ、23日のDeNA戦に続き2勝目を飾った。

 平成ラストを堂々の完封勝利で飾った。力のある直球とツーシームにスライダーを織り交ぜる自在な投球術で竜打線をほんろう。「しんどかったです。八回のピンチに矢野監督に『任せたぞ』と言ってもらえたので自信を持って勝負することができました」と129球の力投を振り返った。

 93年生まれの青柳が力投すれば、94年の大山が二回に先制の6号ソロ。平成最後の一戦で、平成生まれの若虎が躍動した。「令和になっても平成選手頑張ります」と青柳は力を込めた。

 これで12連戦最初のカードを勝ち越しで終えた。30日からは甲子園に広島を迎える。「いい流れで本拠地に帰ることができる。このままの流れで、連勝、連勝で首位狙って頑張ります」。右腕はさらなる活躍を誓った。

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