メッセンジャー「モンダイナイ!」DeNA3連戦で復帰も キャッチボール再開

 鳴尾浜で調整したメッセンジャー
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 阪神のランディ・メッセンジャー投手(37)が26日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場でキャッチボールを再開した。19日の巨人戦で右前腕部に打球を受け、打撲で出場選手登録を抹消されて以降、初めて。問題がなければ近日中にもブルペン入りする予定で、12連戦中の復帰も見えてきた。

 ボールを握る、腕を振る。当たり前な日常の再来に、メッセンジャーは自然と笑みをこぼした。「モンダイナイ!イイですね!!トレーナーの方がケアしてくれたから、いい状態で投げることができたよ」。右前腕部の腫れも治まり、投げる姿に制限は見受けられなかった。

 「自分の中で腫れというのが、一番大きかった。それが引いてきたので、それ以外の体は問題ないから。順調にきていると思うよ」

 投球間の距離を取って、香田投手コーチ相手に変化球も試した。カーブ、スライダー、フォーク…。1球、1球、確認するように腕を振った。「全部の球種を投げてみたんだけど、全く問題なかった」。最難関だった患部の腫れが引いたことで、近日中のブルペン投球再開も見えてきた。

 昨年、右肩のコンディション不良で抹消された9月には、2軍戦を経ず中15日で1軍復帰した。今回もブルペン投球で感覚が戻れば、同様の復帰プランが現実味を帯びる。チームは27日から12連戦。早ければ来月3日からのDeNA3連戦(甲子園)中にも復帰する可能性も高まった。「コーチと予定を立てて決めていきたいね」とメッセンジャー。復活に向けて大きな一歩を踏み出した。

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