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西、連敗止めた!移籍後甲子園初登板初星 打でも魅せた!自らトドメ2点タイムリー

 4回、2点適時打を放ち、塁上で喜びを爆発させる西(撮影・高部洋祐)
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 「阪神5-2中日」(14日、甲子園球場)

 もう虎の大黒柱や!本拠地・甲子園で初先発した阪神・西勇輝投手(28)が、7回2失点の好投&プロ入り初タイムリーを放つ“二刀流”の活躍で連敗を4で止めた。試合前から雨が降りしきる悪条件にもかかわらず、FA戦士としての力を存分に発揮した右腕。次カードは首位・ヤクルトとの3連戦、勢いに乗って行くで~!!

 ユニホームの右裾にこびりついた黒土が、悪条件での好投を物語った。西はロジンバッグを自身のポケットに入れ、指先に息をかける。悪条件でも、チーム全員の思いを右腕に宿して白球を投げ込んだ。本拠地・甲子園に詰めかけた4万6273人の虎党を笑顔にさせる89球で今季2勝目。チームの連敗を4で止めた。

 「チーム全員で勝利にしっかり前を向いて行けたことに、きょうの価値がある」

 二回、8番・加藤に先制適時打を浴びたが、三回からリズムに乗った。スパイクの刃に付いた土を払いながらも、真骨頂である制球力と集中力は途切れない。テンポの良さが持ち味の右腕だが、雨の試合では「自分のしぐさが多くなる」と普段よりリズムを意識。ベンチではスコアラーに投球間隔のタイムを尋ね、野手が間延びしないことを心掛けた。8安打を浴びながらも7回2失点にまとめた。

 さらに“本業”ではないバットでも魅せる。四回1死二、三塁での第2打席。カウント2-1からの4球目、吉見の135キロを振り抜き、左翼線へ2点適時打。通算43打席目で自身初となる適時打は、記念すべきプロ初打点だ。「たまたまです」と照れたが、相手にダメージを与える一打で中日を突き放した。

 どんな条件でも自身の精神はブレない。昨オフに経験したFA移籍。「不安はなかった。環境が変わっても野球をやることは変わらないから」と当時の心境を明かす。

 12日にはエース・メッセンジャーが黒星を喫し、13日は1試合2本の満塁弾を浴びた。それでも「気持ちは常に強く持つべき」と右腕。「表現の波はあっても、気持ちの波は作ってはいけない」と言い切る。常に一定の精神状態を保つからこそ、マウンドでも自分の力を発揮できる。

 連敗ストップの立役者に矢野監督も「投打で引っ張ってくれた西のおかげ」と最敬礼。雨でも声援を送ってくれた大観衆に西は「ともに戦っている気がして自分は好きです」と満面の笑みを浮かべた。心強いファンを味方に、背番号16が甲子園をさらに熱くする。

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