浜地 ソフトバンク戦で凱旋先発 開幕ローテ入りアピールへ
念願の舞台でアピールしてみせる。今季、高卒3年目を迎える阪神の浜地真澄投手(20)が2日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で先発を託される予定であることが2月28日、明らかになった。
福岡市出身で、福岡大大濠から16年度ドラフト4位で阪神入りした右腕にとっては、開幕ローテ入りへ向けて大事な大事な“凱旋登板”。自身初となる憧れの地元マウンドで、是が非でも結果を出したいところだ。
春季キャンプ序盤では自ら教えを請い、元中日の川上憲伸氏から“憲伸カット”を伝授してもらい、2回7安打5失点と崩れた2月7日の紅白戦後には藤川にアドバイスをもらうなど、貪欲に技術向上に努めてきた。
その後は楽天戦で3回1安打1失点、広島戦で2回1安打無失点と練習試合で好投。「変化球でカウントが取れるようになった」と自慢の直球を生かしながら、投球の幅を広げている。今季の飛躍が期待される20歳。まずは1軍初登板という目標に向け、憧れの舞台で躍動する。