「阪神春季２軍キャンプ」（１日、安芸）

　阪神Ｖで矢野監督像建立や！阪神２軍キャンプが高知県安芸市の安芸タイガース球場でスタートした１日、１軍が優勝した暁に矢野燿大監督（５０）の銅像を同球場内に設置する案が浮上した。同球場でチームが秋季キャンプも行っている縁もあり、関係者が“夢プラン”をぶち上げた。

　猛虎Ｖで壮大なプロジェクトが進行しそうだ。なんと今季、優勝を成し遂げた際には、記念として矢野監督の銅像を造り、同球場敷地内に置く計画が持ち上がった。高知県観光コンベンション協会の坂本龍馬スポーツ課長は「（銅像を）造りたい。やりたいです」と大乗り気だ。

　“前例”がある。星野仙一監督時代の０３年にリーグ制覇した時は、星野監督の顔や球団のロゴが施された優勝記念石碑を設置。今もファンに親しまれるスポットとなっている。

　２軍キャンプ初日だったこの日、チームの歓迎式典などのために同球場へ訪れた坂本スポーツ課長は「（敷地内に）造るスペースはたくさんありますし、碑やモニュメントでもいい」とアイデアを披露。夢のような企画が次々と浮かぶ。

　願うは悲願の優勝。キャンプ地もリーグ制覇と、矢野監督像の実現を待ち望んでいる。