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NEW藤浪 ワインドアップ「いい感じで投げられた」“武豊流”トレ成果に納得

 ブルペンで気迫の表情を見せて投げ込む藤浪(撮影・高部洋祐)
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 阪神の藤浪晋太郎投手(24)が12日、今年初となるブルペン投球を鳴尾浜で行った。ワインドアップから大半の球数を投げ込み“ニュー藤浪”の姿を披露した。オフにはJRA騎手の武豊(49)が総合プロデューサーを務めるジムを拠点にトレーニングを行い、手応えも口にした。“ニュースタイル”を今季の飛躍へのヒントにつなげていく。

 真冬の空気に対抗するかのように、熱気のこもった白球が伸びていく。寒風の中、乾いたミット音がリズム良く響き渡る。ウオーミングアップで入念に体を温めた藤浪は、ブルペンに足を向けた。

 今年初のブルペン入り。目を引いたのは、藤浪の投球フォームだった。昨年にはなかったワインドアップから大半の球を投じ、テンポ良く腕を振り続けていく。大阪桐蔭時代、プロ1年目も振りかぶるフォームだったが、当時の感覚とは違う。

 新たなワインドアップ投法について「(今は)その方がリズムがいいからやっている」と藤浪は意図を説明する。セットポジションでも、ノーワインドアップでも「こだわりはない。その時タイミングが合う方法で。一番いいバランスで投げられれば」と現時点では、ワインドアップを選択肢の一つとする。

 立ち投げから捕手を座らせると10球を投じ、直球のみ計42球でフィニッシュ。投球後には大きくうなずきながら、捕手の返球をグラブに収める場面も。“新スタイル”での感触は「いい感じでは投げられた。ベストというわけではないけど、いい感覚ではあります」と自身に及第点を与える。球を受けた鈴衛ブルペン捕手も「超、良かったです。リリースポイントも一定で球の回転も良かった」と明るい言葉を並べた。

 今オフはJRA騎手の武豊が総合プロデュースを務めるトレーニングジムを拠点に、体幹強化、肩や股関節の可動域を広げるトレーニングに励んできた。その成果を問われると「可動域、体幹、ウエートを継続してやってきたので。動かしやすい。いいバランスで投げられている」と納得の表情を浮かべた。

 新加入の西、ガルシアに加え、活気ある若手投手陣がそろう群雄割拠の先発陣。背番号19の先発ローテ入りは確約されていないが、ルーキーイヤーから3年連続で2桁勝利を挙げた右腕の力は言わずもがな。再び輝きを放つ光景を、虎党の誰もが待ちわびている。

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