能見、40歳レジェン投や 来季も中継ぎでフル稼働

 阪神・能見篤史投手(39)が13日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億2000万円から1000万減の1億1000万円でサインした。来年5月28日に40歳を迎えるが、生え抜き投手で40歳での登板を記録すれば、プレーイングマネジャーだった48年の若林忠志氏以来となり、選手専任では球団初の偉業となる。歴史的な1年に向け、リリーフとしてのフル回転を誓い、虎のレジェンドとして名を刻む。(金額は推定)

 意欲に満ちた言葉と、艶のある表情からは衰えを感じさせない。一つの節目を迎えることになっても、老け込むのはまだ先だ。能見が挑む来季の1年は、歴史的なシーズンとなりそうだ。

 「40歳のイメージが、申し訳ないですけど福原さん、安藤さんのイメージだったので、僕の中で。あの2人よりはまだ僕の方が動けるので(笑)。年齢的にはそうかもしれないですけど、ありがたいことに体は元気なので気にならないですけど」

 来年5月28日で40歳だが、年齢を気に掛けるような状態ではない。前向きに迎えられるからこそ、偉業も現実的なものとなる。阪神の生え抜き投手で40歳で登板すれば、プレーイングマネジャーだった48年の若林忠志氏以来で、選手専任では球団初のこと。開幕から順調に過ごしていけば、その記録が日に日に近づくことになる。

 「3連投は今年1回ありましたけど、思ってるよりは大丈夫だなと」。今季は途中からリリーフに転向。年齢を考えれば過酷な連投は厳しいのでは…と思ってしまうところだが、能見自身は前向きに捉えており、連投にも問題はない。もちろんそのための調整を、オフから抜かりなく取り組んでいく。

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