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鳥谷「辞めるか続けるか」来季5年契約最終年の38歳、野球人生懸ける

 契約更改を終え会見する鳥谷(撮影・田中太一)
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 阪神の鳥谷敬内野手(37)が5日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸4億円でサインした。来季が5年契約の5年目となるベテランは、すでに遊撃再挑戦の意思を表明しているが「野球を続けるか、辞めなきゃいけないか、大事な1年になる」と表現。不退転の覚悟を口にし、レギュラー争いに参戦するとともに、糸原新主将ら若手選手をバックアップしていく考えも語った。

 野球人生最大の分岐点となるのは間違いない。出場試合数、安打数、打率などプロ入り最低の成績に終わった今年から2019年へ-。鳥谷は前だけを見つめ「年齢的にも野球を続けられるか、辞めなきゃいけないか大事な1年になる。一日、一日を大切にしたい」と力を込めた。

 もし来季もレギュラーを奪えず、今年と同じ成績で終わるようなことがあれば…。厳しい生存競争が繰り広げられるプロ野球の常識を誰よりも理解している。力なき者は去る。その“しきたり”にあらがい、もう一度輝ける自信があるからこそ「誰がレギュラーかは決まっていない。普通にやることがどうか分からないけど、勝負できる状態にしたい」と泰然自若を貫く。

 自主トレに関しても「1人でやるかどうかはまだ分からないけど、例年と同じようにやります」と明かした。今季は序盤の打撃不振に加え、二塁コンバートが影響したのか開幕から輝きを失った。連続試合出場記録もストップし「個人的にはなかなか試合に出ることができなかったので、グラウンドに立てないことが苦しい、悔しいシーズンだった」と振り返る。

 ファンのために、グラウンドに立つ最善の準備をすることがポリシー。だがいくらコンディションを整えても試合に出るチャンスがない。状態を上げ、結果を出しても試合に出る明確な基準は見えてこなかった。

 その悔しさを胸に挑むことになる来シーズン。鳥谷が口にしたのは自らのことだけでなく、「ベテラン全員で若手選手をサポートしていけるように」と言った。自身も入団5年目まではさまざまなサポートを受け、主将を任された時もベテラン選手が支えてくれた。

 「自分もベテランの方たちにサポートしてもらったので。自分もそういう年齢になっているので、サポートしていきたい」と理由を語った。言葉の端々からにじんでいた不退転の覚悟。自らがプロ野球選手であり続けるために、背水の2019年に挑む。

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