根尾獲れたら2&3位投手 外したら1位は立命大・辰己or即戦力投手

 25日午後5時から東京都内のホテルで開催されるプロ野球ドラフト会議に向け、阪神は24日、都内のホテルでスカウト会議を行った。1位指名選手の最終決定は当日に持ち越しとなり、この日の公表はなかったが、5人にまで絞り込んだ中で最有力は大阪桐蔭・根尾昂内野手(18)で変わらないもようだ。

 高校生野手、左右にこだわらない即戦力投手、二遊間を守れる内野手、そして捕手など今ドラフトでの補強ポイントは多岐にわたる。佐野アマ統括スカウトは「5、6人くらい」と指名人数を明かした。候補の数が少なく他球団の戦略も読めない中、どの順位でどのポイントを潰すかに成否がかかってくる。

 仮に1位で根尾の交渉権を獲得した場合、2位~3位で左右の投手補強が優先となりそう。下位にかけて捕手、内野手、高校生投手と確実に取れれば理想的な展開になる。ただ抽選に敗れた場合、即戦力投手や立命大・辰己を外れ1位でいくとなれば全体の流れは大きく変わりそうだ。

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