またも故障者…糸井が「左肩腱板の部分損傷」で抹消 広島戦での守備で痛める

 阪神の糸井嘉男外野手(37)が29日、出場選手登録を抹消された。左肩の痛みが引かないために名古屋市内の病院で検査を受けたところ、「左肩腱板の部分損傷」と診断された。20日からの広島3連戦中、ダイビングキャッチを試みた際に痛めたという。今後は様子をみて判断する。

 今季、糸井は6月30日のヤクルト戦で、死球を受けて右足腓骨を骨折。完治しない中でも7月21日のDeNA戦で復帰すると、以降も4番としてチームを引っ張ってきた。ここまで119試合の出場で打率・308、16本塁打、68打点。打率、本塁打に、22盗塁はいずれもチームトップの数字。

 最短での再登録は9日以降。現状、同日の巨人戦(甲子園)が最後で、雨天中止となった9月26日・DeNA戦(甲子園)が、10日、もしくは11日に振り替えられる見込みだが、今季中の復帰は厳しい見通しとなった。逆転CS出場に向けて4番打者の不在は、14連戦中のチームにとっても、大きな痛手になる。

 5月には上本博樹内野手が、左上前腸骨棘の亀裂骨折で離脱。9月に入っても故障者が続出し、右肩のコンディション不良で一時離脱していたランディー・メッセンジャー投手は既に復帰したが、原口文仁捕手が左手第5中手骨骨折で離脱。北條史也内野手も左肩亜脱臼、24日には右肘痛を訴え、藤川球児投手が戦線を離脱したばかりだった。シーズン最終盤にきて、故障者が相次いでいる。

 代わって、高山俊外野手が昇格した。

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