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トヨタ自動車・富山 虎弟封じで阪神ドラフト上位候補に再浮上 即戦力左腕

5回1失点と好投したトヨタ自動車・富山(撮影・北村雅宏)
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 「2軍練習試合、阪神2-1トヨタ自動車」(14日、鳴尾浜球場)

 今秋ドラフト上位候補のトヨタ自動車・富山凌雅投手(21)が14日、鳴尾浜で行われた阪神2軍とのプロアマ交流戦に先発。キレのある直球で5回を3安打1失点と好投した。ネット裏には阪神、西武などプロ10球団のスカウトが詰めかけ、プロ相手に好投したことから評価が上昇。阪神も即戦力左腕を重要な補強ポイントに置いており、今後もマークを続けていく。

 フライアウトの多さがストレートの“質”を物語っていた。高山、中谷らが並ぶ打線を相手に、5回を投げ終え、15個のアウトのうち実に11個を飛球で奪った富山。最速143キロながら抜群のキレで相手打者を押し込み「ここ最近では一番、よかった」と納得の表情を浮かべる。

 昨年11月の社会人日本選手権で2試合に登板し、13回2/3で18奪三振をマークしたことにより、春先はドラフト1位候補と目されていた。まだ高卒3年目という“伸びしろ”も魅力の左腕だったが「ドラフトを意識しすぎて調子を落としてしまった」という。

 春先から状態が上がらず、都市対抗でも登板することはできなかった。原点を見つめ直し「考えないようにして今、ようやく状態がよくなってきた」と語った。プロ相手に好投したことで「結果的にはアピールできたんじゃないかと」と冷静に振り返った。

 ネット裏には10球団のスカウトが陣取り、阪神も3人態勢で視察。横山が左肩を手術し、高橋遥も左肘痛から復調の兆しが見えていない。先発型の即戦力左腕は今秋ドラフトで重要な補強ポイントとなる。球団関係者は「大学、社会人はこの秋を見てから」評価する方針を語っており、今後もマークを続けていく。

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