メッセ 7回無失点で降板 5戦5勝のDeNAにさすがの安定感

4回DeNA無死一塁、DeNA・伊藤光の打球を好捕し二塁封殺を決めた阪神・北條史也に指をさして応える阪神 ランディ・メッセンジャー=横浜(撮影・田中太一)
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 「DeNA-阪神」(10日、横浜スタジアム)

 先発した阪神・メッセンジャーが7回を6安打無失点。3点のリードを守って降板した。

 初回を3者凡退に抑えて波に乗ると、二回に味方打線が2点を先制。メッセンジャーも2死二、三塁で迎えた打席で右前に適時打を放った。4月18日・中日戦(ナゴヤドーム)以来今季2本目。

 直後、先頭の筒香に中堅フェンス直撃の二塁打を浴び、無死二塁を背負う。それでも続く宮崎を三ゴロに斬ると、四球を挟んで伊藤、東を抑えてこのピンチを無失点で乗り切った。三回にも2死満塁で宮崎を二ゴロに。毎回のように走者を置きながら、最後まで得点は許さなかった。

 今季、ここまでDeNA戦は5戦5勝、防御率は0・95と相性は抜群。前回4日のヤクルト戦では、4回8安打6失点とKOされたが、好相性の相手にデータ通りの強さを見せた。先発投手が7回を投げ抜いたのは、7月22日のDeNA戦で7回を投げた自身以来。11勝目の権利を持って、リリーフにバトンをつないだ。

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