才木、プロ最長タイ6回3失点で降板 阿部の一発に沈む
「巨人-阪神」(8日、東京ドーム)
先発した阪神・才木は、プロ最長タイの6回を投げて6安打3失点。初回、阿部に先制3ランを浴び、3点のビハインドでの降板となった。
この回、悪夢は2死からだった。マギーに中前打、岡本に左中間を破られ、2死二、三塁のピンチを迎えた。2-2から5球目。外寄り高めに浮いた147キロを狙われた。右翼スタンドに飛び込む3ランで先制を許した。
それでも二回以降、150キロを超える直球を軸に、堂々の真っ向勝負でスコアボードに0を並べた。追加点は許さなかった。東京ドームではプロ初の先発。球団の10代投手が巨人戦シーズン2勝となると、1967年の江夏豊以来、51年ぶりの快挙だったが、次戦以降にお預けとなった。
味方打線の援護も得られず、3点のビハインドを背負って降板。4勝目はならなかった。