福留&糸井のベテランコンビが連続適時二塁打 巨人・内海をKO

5回、適時二塁打を放ち、ガッツポーズをする阪神・福留孝介=東京ドーム(撮影・出月俊成)
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 「巨人-阪神」(7日、東京ドーム)

 阪神が五回、3連続二塁打で巨人先発の内海をKOした。福留孝介外野手(41)、糸井嘉男外野手(37)、ベテランコンビのバットが火を噴いた。

 北條が1死走者なしから、真ん中に甘く入った変化球に対し力強くスイング。左中間を真っ二つに割った。好調の2番打者が一振りでチャンスメークし、クリーンアップへ回した。

 直前に1点を返され、2点差に詰め寄られていた。この好機で、3番・福留が打席へと向かった。その4球目、119キロのチェンジアップを捉えると適時二塁打に。1点を追加すると、これに糸井も続いた。真ん中に甘く浮いた直球をガツン。中堅の頭上を越えるフェンス直撃の適時二塁打を放った。

 福留はここまで1安打2四球、糸井は2安打1四球。ともに全打席出塁しており、ベテラン2人が牙を向いた。福留が「点をとられた直後だったので、すぐに取り返すタイムリーになってよかった」と振り返れば、糸井は「いい流れで打席が回ってきたので、(福留)孝介さんに続けてよかった」とコメントした。

 初回にはロサリオが来日初のグランドスラムを放っており、クリーンアップで4安打6打点。力強い打撃で、猛虎打線を引っ張る。

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