才木、5回3安打も2被弾に泣く

4回、中日・高橋周平(奥)に2打席連発となるソロを浴びる阪神・才木浩人=ナゴヤドーム(撮影・高部洋祐)
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 「中日-阪神」(1日、ナゴヤドーム)

 先発した阪神の才木が、5回3安打に抑えながら、2被弾で4失点。2点のリードを許しての降板となった。

 試合は先制した直後の二回、先頭・ビシエドに四球を与えると、1死を挟んで藤井にも四球で一、二塁。続く高橋に初球を狙われた。内を狙った直球がシュート回転で甘く入り、フルスイングされた打球は右中間スタンドに達した。

 初回は3者凡退に斬り、上々のスタートを切った。だが、2つの四球後、1安打での3失点。先制した直後の失点と、最悪の形で2点のリードを許した。さらに1点ビハインドの四回、高橋に2打席連続の本塁打を浴びた。被安打は、亀沢の投手前のゴロが内野安打となったのを含め、わずか3本。2被弾に泣いた。

 初先発した5月20日にも松坂と投げ合い、この時は5回5失点で初黒星。リベンジを誓ったマウンドで、無情にも返り討ちに遭った。負ければ自力優勝の可能性が消滅し、中日と入れ替わって単独最下位に転落する一戦。劣勢な展開が続いている。

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