メッセ5回7安打4失点 同点で降板…11勝目はお預け

5回、同点に追いつかれた阪神 ランディ・メッセンジャーは悔しさをにじませながらベンチへ戻る=神宮(撮影・田中太一)
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 「ヤクルト-阪神」(29日、神宮球場)

 阪神先発のランディ・メッセンジャーは5回を投げ、7安打4失点。同点に追い付かれての降板となった。

 試合は初回、福留の8号2ランなどで3点を先制したが、直後のマウンドだった。先頭の坂口に右前打を浴びると、続く青木に左翼線を破られ、1点を失った。さらに1死三塁からバレンティンに中犠飛で1点差に迫られた。

 17年7月23日以来、1年ぶりに神宮球場での登板となった。過去16試合の登板で5勝6敗、防御率5・03と苦戦する球場。2点リードの四回には、無死満塁のピンチを無失点で切り抜けるなど粘ったが、勝利投手の権利を得る五回のマウンドだった。

 先頭の坂口に与えた四球から、青木に右翼線を破られ、無死二、三塁。続く山田哲に2ボール1ストライクから4球目、外角高めに浮いた145キロをはじき返された。中前適時打で2失点。リードを守り抜くことができず、同点で無念の降板となった。

 過去、ヤクルト戦は2016年8月6日の黒星を最後に、17年4月6日から5試合負けなし、同年7月23日から4連勝中。また、今季の雨天中止翌戦の登板は5戦5勝、防御率2・31と好データが並んでいたが、今季11勝目は次戦にお預けとなった。

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