阪神、長期ロード初戦3年ぶり黒星 小野、投手のカラシティーにV弾許す

ロード黒星発進となり、足早に引き揚げる阪神・金本知憲監督=神宮(撮影・田中太一)
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 「ヤクルト8-2阪神」(27日、神宮球場)

 阪神がヤクルトとのカード初戦に敗れ、連敗を喫した。借金は今季ワーストタイの7。1カ月に及ぶ長期ロードは、3年ぶりの黒星スタートとなった。

 試合は0-0で迎えた二回、先発の小野がバレンティンに初球、低めのスライダーを狙われ、左越えソロで先制点を失った。三回に糸原、北條、福留の3連打なので一時逆転に成功したが、四回。2者連続四球などで2死一、三塁を招くと、西浦に遊撃の頭上を越える左前適時打を浴び、同点を許した。

 さらに五回だ。1死から投手・カラシティーとの対戦。フルカウントから6球目、高めに浮いた直球をフルスイングされ、左越えに勝ち越しのソロ本塁打を浴びた。5回4安打3失点で3敗目。

 「先制されてしまった直後に味方に逆転してもらい、なんとか自分のリズムを立て直そうと粘りの投球を心掛けましたが、四回、五回と続けて失点してしまい、先発の役割を果たすことができませんでした」

 攻撃は1点ビハインドで迎えた六回、1死一、三塁の好機を作ると、代打・鳥谷が登場。暴投で二、三塁となり、同点、逆転を狙ったが、一ゴロに倒れると、糸原の四球を挟み、北條が一飛に抑えられ、好機がつぶれた。

 直後の六回裏には、代わった望月が4連打で2点を失うと、八回には桑原が山田哲にダメ押しの24号ソロを浴びるなど、さらに3点を失って万事休すとなった。

 夏の長期ロードは黒星スタートとなったが、2013年から5年連続で勝ち越し中。28日はローテ投手陣の中で、防御率トップの岩貞が先発する予定。まずは連敗を止めて、反撃に転じたいところだ。

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