阪神5位転落 藤浪プロ最短KO、主砲糸井は欠場…27日から長期ロードスタート

1回途中、阪神・岡本洋介(13)にマウンドを譲る阪神・藤浪晋太郎(左)=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神3-9広島」(26日、甲子園球場)

 1勝1敗で迎えたカード第3戦。阪神は先発・藤浪の大乱調で大敗し、負け越しを喫した。これで対広島戦は今季4勝10敗。5位に転落し、首位とのゲーム差は11に広がった。

 試合開始直前に猛雨に襲われ、1時間10分遅れで始まった一戦。初回に大勢が決した。この回、先頭の田中にバントの構えを見せられるなど、揺さぶられて四球を与えた。続く安部にはストライクが先行したが、二遊間を破られて一、三塁を背負った。丸をフルカウントから四球で歩かせると、鈴木の遊ゴロの間に先制点を失った。さらに松山に四球。再び満塁となった。

 ここで続く西川に対して1-1から3球目。真ん中に甘く入った152キロを狙われた。左中間を破る適時に二塁打で2失点。続く岩本にストレートの四球を与えると、たまらず金本監督がベンチを出て交代を告げた。代わった岡本が磯村に2点適時打を浴びて計5失点。1死しか奪うことができず、2安打4四球、プロ最短でのKO降板となった。

 初回にいきなり5点を失うと、攻撃は三回、福留の中前適時打で1点を返し、八回にも福留が右中間を破る2点適時打を放ったが、追い付ける点差ではなかった。右足腓骨(ひこつ)骨折から復帰後は、4試合に4番で出場していた糸井が、スタメンから外れた一戦。主砲を欠いたチームにこれ以上の反発力もなく、四回に鈴木の右犠飛で1点を追加されると、六回に再び鈴木に左前適時打を許した。さらに八回には岩崎が丸にダメ押し2ランを浴び、大量9失点での敗戦となった。

 27日からは神宮に場所を移し、ヤクルトとの3連戦。8月28日からのヤクルト3連戦戦まで約1カ月間、本拠地を高校球児に明け渡し、長期ロードに向かう。

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