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藤浪3回0封 逆転Vのキーマンだ!金本監督、勝負の9月大連戦見据え中5日で託す

 先発し、3イニングを無失点に抑える好投を見せた藤浪(撮影・北村雅宏)
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 「ウエスタン、阪神4-1中日」(10日、鳴尾浜球場)

 阪神の藤浪晋太郎投手(24)が10日、鳴尾浜でのウエスタン・中日戦に先発した。豪雨被害による広島3連戦の中止を受けた調整登板。3回を投げて1安打無失点の結果とともに、最速154キロの投球内容にも手応えを口にした。視察した金本知憲監督(50)は、逆転Vを狙う後半戦のキーマンに指名。17日・巨人戦(甲子園)の先発が濃厚で、今後は中5日などのフル回転を期待した。

 視線の先で躍動する右腕に、確かな期待を抱き、反撃の希望を託した。首位・広島と7差から始まる後半戦。金本監督は激戦を見据え、フル回転を強く要望した。投の藤浪、打のロサリオ。シーズン開幕前、キーマンに指名した2人に、再びチームの命運を託す。

 「前半戦の分は十分に取り返せると思う。ロサリオにしてもね。この2人でしょう」

 指揮官を強く期待させるには十分な調整登板だった。藤浪は初回、1死から溝脇、遠藤を変化球で連続三振に斬ると、三回はこの日唯一の安打と四球で一、二塁。得点圏に走者を許したが、最後は友永を直球で遊ゴロ併殺に斬った。38球。2四球、3奪三振、最速154キロで格の違いを見せた。

 豪雨被害による影響で中止になったが当初、中5日で10日・広島戦に登板予定だった。後半戦に向けたメッセージと予行演習。指揮官が思いを明かす。「最後、実は中5でいく予定やった。『頼むよ、中5でいくから』って。後半も同じ思いですけど」。日程の決まっていない未消化試合は既に10試合。終盤は過去に例を見ない過密日程が予想される。

 残り69試合。20連戦も…と危惧される窮状を踏まえれば、やはり今後は先発陣の奮闘がチームの命運を分ける。ローテの柱として期待されながら、前半8試合の登板で2勝2敗。昨年に続く2軍落ちも経験するなど、結果的に防御率5・36と苦しんだ。藤浪が胸に誓うのは夏場の反攻。リリーフを、チームを救う柱としての活躍だ。

 「暑いのは嫌いじゃないですし。むしろ好きな方なので。自分が投げている時はリリーフの方に、早い回で降りて迷惑掛けている時が多いので。長いイニングを投げてローテで回るのが、一番の仕事かなと思っています」

 メッセンジャーに続き、17日・巨人戦(甲子園)の先発が有力だ。勝負は9月の連戦、激戦。指揮官が青写真を描く。「そこで大車輪でね。中5くらいでバンバンいってくれたら大きい」。シーズン開幕前、チームを背負えと鼓舞した。出遅れたが、思いは不変だ。「誰が監督でも彼には期待するでしょう」。7ゲーム差から逆転Vを狙う。藤浪から熱い夏が始まる。

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