緊急登板の才木 6回3安打0封でチームのピンチ救う

 「ヤクルト-阪神」(30日、神宮球場)

 阪神の先発・岩貞の危険球退場を受けて、初回無死一、二塁から緊急登板した才木が、6回98球、3安打無失点で試合を作った。序盤からの大量リードで、プロ2勝目の権利を持って降板した。

 アクシデントは6点を先制した直後。初回のマウンドだった。先発の岩貞が青木の右側頭部に危険球を投げ、早々と退場を余儀なくされた。才木は急いで肩を作ると、山田にはストレートの四球を与え満塁としたが、続くバレンティンを三ゴロに。畠山は二飛に抑えると、最後は坂口を遊飛に仕留めて、最少失点でピンチを切り抜けた。

 前夜も6投手をつぎ込み、能見は3連投中など、中継ぎ投手陣が登板過多の窮状。才木自身も連投となったが、二回以降は安定した投球でスコアボードに0を並べた。7奪三振、最速150キロの直球で、ヤクルト打線を完全に封じた。5月27日の巨人戦(甲子園)で初勝利を挙げて以降、約1カ月ぶりに2勝目の権利を持って降板となった。

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