微妙な判定で勝ち越し点許す 金本監督の猛抗議も判定覆らず

 7回、代打・荒木の三ゴロを処理しタッチにいくが代走・藤井(左)にかわされる北條(撮影・園田高夫)
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 「ヤクルト-阪神」(29日、神宮球場)

 阪神が微妙な判定に泣き、勝ち越しを許した。

 8-8で迎えた七回、1死二塁の場面。伊藤和が代打・荒木を三塁前のボテボテのゴロに打ち取ったが、三塁手の北條が三塁に進もうとした二走・藤井にタッチを試みた。だが、走者が避けるように走路から大きく外れ、倒れ込みながら三塁ベースに進んだ。

 野球規則には「タッチを避けるために走路から3フィート離れてしまうと走者はアウトになる」というルールがあるが、目測では藤井は三塁アンツーカーの緑の芝部分を踏んでいた。

 金本監督はすぐにベンチを出て、三塁塁審の飯塚審判に猛抗議したが、判定は覆らず。責任審判を務める飯塚審判は「金本監督からラインアウトの抗議がありましたが、北條選手にタグ行為がなかった」と、北條にタッチをする行為がなかったたため、3フィートラインオーバーには当たらないとして、1死一、三塁で試合が再開された。

 代わった桑原が二盗を許し、二、三塁とすると、西浦に中前適時打を浴び、2点の勝ち越しを許した。

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