土壇場で則本を攻略 逆転勝ちで単独2位浮上 藤川2年ぶりセーブ

 9回、勝ち越しの適時打を放つ阪神・高山俊
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 「交流戦、楽天1-2阪神」(16日、楽天生命パーク宮城)

 阪神が終盤の代打攻勢がはまり、痛快な逆転勝ち。単独2位に浮上した。

 楽天・則本にねじ伏せられていた打線が、土壇場で執念を発揮した。1点を追う九回、先頭の伊藤隼がストレートの四球。鳥谷の犠打で1死二塁とし、中谷が中越えに適時二塁打を放ち追いついた。押せ押せムードとなり、代打・原口も左前打でつないで1死一、三塁。さらに代打・高山が左前に決勝打を放った。

 チームは5年ぶりの1試合5犠打。難敵に対し、1点にこだわる金本監督の執念の采配が土壇場で実った。

 先発の岩貞は八回途中、6安打1失点の好投。白星こそつかなかったが、難敵の則本に食らいつき、勝利に貢献した。1点リードの九回は藤川が2死からピンチを招いたが、無失点で締め、逃げ切った。藤川は16年以来、2年ぶりのセーブとなった。

 楽天は0-0で迎えた八回、1死一、三塁から今江が右越えに適時二塁打を放ち、一時は勝ち越した。先発の則本は八回まで6安打11奪三振で無失点。だが、九回に先頭への四球をきっかけに逆転を許し、7敗目を喫した。

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