「交流戦、阪神-ロッテ」(9日、甲子園球場)
阪神は、福留孝介外野手が中犠飛で追加点を奪った。
1点リードの六回、先頭の糸原が左中間への二塁打で出塁。植田が犠打を決めて、1死三塁へと好機を広げて福留へ打席をつないだ。フルカウントからの6球目、涌井の148キロ直球を捉えた。打球は中堅後方へ運ばれ、三走・糸原は荻野の捕球を確認するとタッチアップ。貴重な追加点となる本塁へ生還した。
初回には先制の4号ソロを放った福留。「若い2人(糸原、植田)が作ってくれたチャンスだったので、最低限の仕事ができてよかったです」とベテランが好投する先発の岩貞を援護した。