糸井が先制適時打 糸原、福留と3連打

 「交流戦、西武-阪神」(2日、メットライフドーム)

 4連敗中の阪神が初回、糸井の右前適時打で先制点を奪った。

 西武の先発はリーグトップタイの7勝右腕・多和田。この回、1死から糸原が右翼越え二塁打でチャンスメークした。福留が中前打でつなぎ、1死一、三塁。2試合ぶりに4番起用された糸井が打席に入った。

 2-2から5球目。2球続けた直球を狙い打った。内角低めの148キロに詰まることなく、フルスイングした打球が右前で跳ねる。三走・糸原が悠々と先制のホームを踏んだ。

 糸井は5月27日の巨人戦(甲子園)以来、5試合ぶりの打点をマーク。前夜、今季5度目の完封負けを喫したチームの雰囲気を打破する4番の一打になった。

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