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ドラ5谷川、巨人戦3戦目に大抜てき!虎史上初、新人初登板初先発でG倒や

 阪神ドラフト5位の谷川昌希投手(25)=九州三菱自動車=が7日、10日・巨人戦(東京ドーム)の先発に抜てきされた。生命線である内角の使い方をポイントに挙げ、強気な姿勢で巨人打線に立ち向かうことを誓った。球団新人投手がプロ初登板初先発で巨人に勝利したことは過去に一度もない。25歳のルーキーが偉業に挑む。

 新芽が芽吹く季節に虎の“刺客”が1軍に合流。打倒巨人へ、新人の谷川が10日・巨人戦の先発に大抜てきされた。虎党が最も燃えるG戦での腕試し。25歳のルーキーが、プロ初登板初先発で宿敵に勝利するという球団史に前例のない勝負に挑む。

 準備は万端だ。自信の裏には、ファームで積み重ねてきた確かな結果がある。6試合に登板し、2勝0敗。抜てきの裏には2軍戦での好投、才木が雨天中止の影響で登板間隔が空いてしまったことなど、さまざまな条件が重なったとみられる。それでも、チャンスをつかんだことに変わりはない。

 一度も負けていない、いわば土つかずの状態で巨人打線に真っ向勝負を挑む。そんな右腕に母校・筑陽学園の江口祐司監督から、偉大なOBである巨人・長野に対する強烈な指令が出た。「監督から連絡が来て、『当てろ』って。それは無理ですけどね」。屈託のない笑顔を見せたが、自分自身が生きる道は心得ている。

 それは内角の使い方。「大事だと感じますし、特に僕の場合だとインコースに投げ切れないと抑えられないのも分かっていますし」。忘れてはいけないのが、勝負どころで内角をえぐる強い気持ち。これまでも2軍で勝つための投球ではなく、1軍で勝つための術を模索してきた。

 この日は、キャッチボールや長めのダッシュなどで汗を流した。最初は緊張した面持ちだったが、ノックを受けるうちに持ち味の元気な声が出てきた。香田投手コーチは「練習生、研修生が来ていましたね」とニヤリ。続けて「ルーキーだけど、年齢もいっているし、味のあるピッチングに期待したい」と背中を押し、谷川も呼応した。

 「状態はいいです。今の状態でどれだけ上で通用するかというのもすごく楽しみ。しっかり印象づけられるようなピッチングをしたい」

 大学、社会人を経て阪神に入団してから、はや5カ月。即戦力ルーキーとうたわれながら、キャンプは安芸スタート、開幕も2軍で迎えた。「ようやくチャンスがきた」。目を輝かせる右腕が、5月の新しい風となる。

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