“5月無双”の上本が負傷交代 盗塁後に起き上がれず…担架で搬送
「阪神-中日」(5日、甲子園球場)
阪神の上本博紀内野手(31)が初回、左膝付近を痛めたようで、担架で運ばれて交代した。
この回、先頭で打席に立つと、四球を選んで出塁。続く植田の打席で1-1から3球目にスタートを切った。勢いよく左足からベースに滑り込み、二盗を決めたが、直後にタイムを掛けてグラウンドに倒れ、立ち上がれなくなった。
トレーナー、久慈守備走塁コーチらが駆け寄ったが、すぐに担架を要求。そのまま乗せられて退場した。上本は3試合連続猛打賞など、5月に入って絶好調だった。代わって大山が代走で登場した。
上本はベンチ裏に下がると、無言のまま車イスに乗ってクラブハウスへ。検査のため、病院に向かったと見られる。昨年11月にも右足関節の鏡視下手術を受けていた。
上本は5月に入ってから12打数9安打と大暴れしていた。1日のDeNA戦は本塁打を含む3打数3安打、3日のDeNA戦も3打数3安打。4日の中日戦は6打数3安打を記録していた。