ドラ2高橋遥150キロ出た!課題と収穫の7回3失点

 「ウエスタン、オリックス5-2阪神」(1日、舞洲バファローズスタジアム)

 課題と収穫がハッキリした。先発した阪神のドラフト2位・高橋遥(亜大)が7回を投げて7安打3四球、2三振。3点を失ったが、七回にプロでは初の150キロを計測し、明るい兆しも見せた。

 悔やんだのは五回の1球だった。安打と味方の失策でピンチを招くと、次打者のバント処理にもたついて内野安打にしてしまい無死満塁。ここで西村をカウント1-2と追い込んだが、4球目のスライダーが甘く入って適時二塁打とされ、2点を献上した。「一番失投してはいけない場面」と左腕は唇をかんだ。矢野2軍監督も「決めに行ったのを打たれて。投げミスをないようにしていければ」と要所での制球力を課題に挙げた。

 ただ収穫も多かった。球数が増えた終盤でも球速が衰えなかった点や、打席に立った後にマウンドへ上がるまでのサイクルなどを踏まえ、指揮官は「段階的には、色んなことを経験できてるから、プラスに行ってると思う」とうなずいた。

 次回に向け「しっかり低めに投げ切るのをやっていきたい」と高橋遥。課題を克服しながら、ドラ2左腕は前に進んでいく。

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