福留、星野さん追悼試合で志願の出場 二塁打放ち「何か縁があるのかな」

3回阪神2死、阪神・福留孝介は右中間に二塁打を放つ(捕手 中日・木下拓哉)=甲子園(撮影・山口登)
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 「オープン戦、阪神-中日」(10日、甲子園球場)

 星野仙一元監督の追悼試合となった中日戦に、主将の福留孝介外野手が志願のオープン戦初出場。三回の第2打席で左中間へ二塁打を放ち「何か縁があるのかなと思います」と故人をしのんだ。

 中日に入団した際、指揮を執っていたのが星野元監督。「監督の前で初めて打ったヒットが二塁打だったので。その時は右中間でしたけど、そういうことを感じながらグラウンドに立ってました」と言う。プロ初安打は99年4月4日、ナゴヤドームで行われた広島戦。福留が当時を振り返ったように、紀藤から右翼へ二塁打を放った。

 「僕にとっては永遠の監督。いろんな野球の話を聞きましたし、ルーキーの時はベンチで監督の前に座ってやっていた。今、下の世代に伝えていることとか、僕が発する言葉はすべて監督から教えてもらったものです」。次世代の選手たちへ-。しっかりと闘将イズムを伝えていく。

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