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糸原が第4クールMVP 実戦打率・438!ショート争いアピール順調

 3回、投手を強襲する安打を放つ糸原(撮影・堀内翔)
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 「練習試合、阪神0-0日本ハム」(18日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 阪神の糸原健斗内野手(25)が18日、金本監督から第4クールMVPに選ばれた。その知らせを聞いても、表情を一瞬たりとも緩めなかった。2年目となる今春キャンプは、無我夢中だったルーキー時代とは違う。中谷、大山、才木とMVPに指名されてきた中で、第4クールで自身の名前が挙がった。

 175センチ、75キロ。プロでは小柄であっても、チーム随一のパンチ力を誇る。ここまで順調に快音を重ねており、「2番・二塁」で先発出場したこの日の日本ハム戦でも3打数2安打。途中交代したが、十分に存在感を示した。

 まずは初回、フルカウントからの6球目だった。一、二塁間を鋭く抜ける右前打を放つと、虎党から大きな歓声と拍手が沸き起こる。三回には投手強襲安打と、静かに安打を積み重ねた。

 今年ここまでの実戦は16打数7安打で、打率・438。11日のDeNAとの練習試合でも一発を含む3安打をマークしており、持ち味の打力がまたも光った。金本監督も「ずっと安定してヒットを打っていますし」と目尻を下げ、今クールMVPに決定した。

 成長株の糸原に対して、指揮官は“コ(小)サリオ”と命名。そんな存在ゆえに「打撃がだいぶ力をつけてきたので、あとはディフェンス面ですね。より安定感を求めて、次のクールでやってほしい」と課題を指摘した。

 さらに遊撃争いについては「チームのバランスとして、打者の右左もあるし、守備力とか足とかそういうことを考えたら、彼が一歩リードというレベルではない」とも言及した。

 競争が混戦を極めていることは、糸原自身も理解している。だからこそ表情は硬く、むしろ語気を強めた。「アピールするだけ。それだけです」。走攻守トータルでの底上げを貪欲に目指す今キャンプ。満足するのは、まだまだ先だ。

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