掛布SEAヤクルトを警戒「グラウンドの空気感が違う」宮本新ヘッド効果を実感

 阪神・掛布雅之SEA(62)が9日、ヤクルトの春季キャンプ地である浦添市民球場を訪問した。練習を視察し、最下位に沈んだ昨季と異なる空気を実感。厳しさを前面に打ち出す宮本新ヘッドコーチの名前を挙げて、意識改革が始まっていると警戒した。

 紅白戦終了後、掛布SEAがグラウンドに現れた。習志野高校の後輩にあたる小川監督と意見交換した後、7年ぶりに古巣へ復帰した青木らのフリー打撃を後方からじっと見つめた。

 「グラウンドの空気感が違うよね。ちょっとピーンと張っているような」と印象を口にし、変革が行われていることを認識。「石井と宮本の存在も大きい」と、新加入した両コーチの名前を挙げて、選手から漂う緊張感を感じ取った。

 宮本ヘッドの厳しい指導のもと、戦う集団へ変貌を遂げられると、阪神にとっては厄介だ。この日見聞きしたことは、「雑談の中で」と11日にも坂井オーナーへ報告する予定。残りの4球団の視察も、2月中に行う。

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