ジャンクフードで“岩田式”減量だ!糖尿病も「問題なし」

 阪神・岩田稔投手(34)が16日、大阪市内の関大梅田キャンパスで開催された「スポーツフォーラム」に出席した。今オフは、体重90キロ前後を目標とした数キロの減量を行う予定。ジャンクフードを体内に取り込む“岩田式ダイエット”で、理想の体を手に入れる。

 近年話題の「食育」と逆行するような方法でも、岩田には確信があった。ハンバーガー、ポテトフライ…。左腕が目指す減量にはジャンクフードが必要。「体質的に合っているんだと思います。(自身が持つ1型糖尿病も)問題なくて」。前向きに検討し、体と相談しながら実行に移す。

 例年1月に行っているアリゾナ自主トレ時、本場の味を食している間に気づいた。カロリーが高く、一般的に減量には不向きだが「意外に食べると痩せるんです」と岩田。その要因は不明だ。しかし「食が太くない」と言う左腕には、好都合のメニューなのだろう。

 今季は7月27日・DeNA戦で676日ぶりの勝利を挙げ、その後は持ち味の粘りの投球を展開。そのころの体重が90キロ前後で、コンディションも維持できていた。現在は数キロ増加しており、来春2月までに元に戻す。トレーニングと並行しながら、食にも意識を置く。

 もちろん、日々栄養のある物を食べることが大前提だ。この日のフォーラムでは登山家・三浦雄一郎氏の次男で、元五輪男子モーグル代表の三浦豪太氏らとのディスカッションにも参加。エベレスト登頂の際、雄一郎氏がさまざまな栄養を一度に摂取できる鍋を好んで食べていたことを知り、うなずいていた。

 「開幕ローテを勝ち取って、シーズン最後まで投げ抜いて、日本一になりたいです」

 隣に座った恩師で母校・関大の高岡淳元監督から「40歳まで現役で」とゲキも飛ばされた。ファンへ、1型糖尿病と闘う人々へ、夢と感動を届ける。

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