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藤浪衝撃告白…技術的根拠なかった 金本監督と面談、秋季Cで再生計画始動

 キャッチボールする藤浪(撮影・北村雅宏)
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 阪神の藤浪晋太郎投手(23)が28日、甲子園での秋季練習に合流した。課題を明確にするため、金本監督と面談を行った。指揮官は「話をして、フィーリングだけでやってきたところがある。それは向こうから言ってきたこと」と右腕から衝撃的発言があったことを明かした。確固たる根拠のある技術を身につけるため、秋季キャンプから再生計画が始動する。

 このまま終わるわけにはいかない。野球人生の転機にある藤浪は、胸中を指揮官に激白した。金本監督と練習前にみっちりと面談。11月2日から始まる秋季キャンプを前に、悩みを打ち明けた。

 今季の藤浪は特に苦しんだ。故障以外でプロ入り後初の2軍落ちを経験するなど、試行錯誤の繰り返し。これまでは調子が悪いなりに試合を作れたが、今年はうまくいかない。死球を与えて、歯止めが利かなくなることもあった。再び調子を上げても、結果がついてこない。苦悩の日々を経験したことで得た結論が、指揮官の口から明かされた。

 「話をして、フィーリングだけでやってきたところがあるから。それは向こう(藤浪)から言ってきたこと。それが今、ちょっと思い出せない、と」

 ポテンシャルの高さ。藤浪にとってそれは弱点でもあった。人には成し得ないことが、自然とできてしまう。なぜ、剛速球を投げられるのか。なぜ、いいコースに投げられたのか。全て理由がある。

 「いつもバッティングの時に言ってることだけど、フィーリングだけでやると帰りどころが分からなくなる。だからちゃんと根拠、裏付けを持ちなさい。ちゃんとチェックポイントを探さないと。まさに藤浪が今、帰る場所、戻る場所を見失っていたところがあるから」。指揮官はそう指摘した。

 自らの経験も伝えた。監督自身、その境地にたどり着いたのは36歳だったという。「考えて工夫して、映像を見ながら、写真を見ながらバットを振ったりしてね。だから36歳からは帰る場所がすぐあったよね。これやっとけば、大丈夫というのが」。鉄人と呼ばれた男でも、長い年月をかけて築いた礎。まだ23歳の若い大器に、復活への助言を送った。

 揺るがない技術的な原点。それを秋季キャンプでは徹底的に模索する。練習後、藤浪は「いろいろ考えてやっていこうと思います」と前を見据えた。安芸ではネットスローなどの反復練習に加え、紅白戦や対外試合にも登板予定。来季につながる何かを見つける。藤浪再生計画がスタートする。

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