梅野が同点のスクイズ決める 阪神引き分け以上でファイナルS進出

6回、梅野は同点のスクイズを決める(投手・三上)=甲子園
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 「セCSファーストS・第2戦、阪神-DeNA」(15日、甲子園球場)

 阪神が1点ビハインドの六回、梅野のスクイズで同点とした。

 この回、先頭の大山が一塁線を破る二塁打を放った。ルーキーはCSファーストSに2戦連続でスタメン出場。二回に右前打。三回には一時勝ち越しとなる左翼越えソロを放っていた。三塁打が出ればサイクル安打となる、この日3安打目でチャンスメークすると、鳥谷が四球を選んで出塁。大和がきっちり犠打を決めて1死二、三塁とした。

 金本監督はここで代打を送らず、打席に梅野を送り出した。マウンドの三上に対して初球、きっちり一塁側に打球を転がして、スクイズを成功させた。

 断続的に降り続く雨の影響で、いつ中断しても不思議ではない状況。引き分け以上で、CSファイナルS・広島戦(マツダ=18日から)に進む阪神にとっては貴重な1点。指揮官のタクトが光る同点劇となった。

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