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引退の新井良太が会見「本当にスッキリしています」 良太スマイルで別れ

笑顔で引退会見する阪神・新井良太=阪神球団事務所(撮影・飯室逸平)
笑顔で引退会見する阪神・新井良太=阪神球団事務所(撮影・飯室逸平)
笑顔で引退会見する阪神・新井良太=阪神球団事務所(撮影・飯室逸平)
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 今季限りでの現役引退を決めた阪神の新井良太内野手(34)が11日、兵庫県・西宮市内の球団事務所で会見を開いた。今季は開幕から1軍メンバー入りしたが、2軍生活が長く、若返りを求めるチームの中、1軍出場はわずか17試合。来季去就について熟考し、10日の今季最終、中日戦を前にユニホームを脱ぐ決断を下していた。

 「私、新井良太は、今シーズンを持ちまして、引退をさせていただきます。1年1年が勝負。今年は本当に一番強い覚悟を持って臨んだシーズン。腹をくくって臨んだシーズンでした。やっぱり数字のケジメをとらないといけないかな、という気持ちでした」

 会見では12年間の現役生活を振り返った。10日の同戦では六回、梅野の代打から途中出場した。古巣・中日との対戦になったラストゲーム。不思議な縁を感じながら、打席に立った。この場面は遊ゴロに倒れると、八回に巡った第2打席。惜しくもフェンス手前の左飛に倒れたが、最後まで代名詞のフルスイングを貫いた。

 試合後は安藤の引退セレモニーを終え、福留主将の計らいもあって順番に胴上げされた。5度宙に舞うと、最後は促されるようにマウンドに立ち、球場の四方に頭を下げた。

 「申し訳なかったんですけど、孝介さんをはじめチームメート、みんなに(胴上げを)やっていただいたので。ファンの皆さまにも感謝を伝えられたので、よかったです」

 球史の記憶に残るプレーヤーだった。「新井の弟」として、2005年度の大学・社会人ドラフト4位で中日に入団。10年オフに水田との交換トレードで、兄も在籍する阪神に移籍した。プロ野球史上初めて同年に、同一チーム所属の兄弟でサヨナラ安打。翌12年には3組目の兄弟アベック本塁打も記録した。

 13年には4番で開幕スタメン。自己最多119試合に出場し、自己最高の14本塁打&51打点を記録した。「もう後がない」と背水覚悟で臨んだ今季は、なかなか出場機会にも恵まれなかった。それでも4月22日には、出場選手登録が8年に到達。国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。

 「本当にスッキリしています。みなさんのおかげさまで、最高の思い出になりました。スッキリしています」

 今後については未定。まずは懸命に戦ってきた体を休めることに専念する。最後は誰からも愛された“良太スマイル”で会見終了した。「12年間…。ドラゴンズで5年、阪神で7年。こんな僕を、たくさん応援していただいて、励ましていただいて。本当にありがとうございました。最高の12年間を、みなさんのおかげで送ることができました。ありがとうございました」。何度も感謝を口にしながら笑顔、笑顔で、12年間の現役生活に別れを告げた。

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