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引退の新井良太が2打席に立つ 守備ではラス投・安藤の花道飾る

6回阪神無死、左翼ポール際に特大のファウルを放つ阪神・新井良太=甲子園(撮影・高部洋祐)
6回阪神無死、遊ゴロを転がす阪神・新井良太=甲子園(撮影・高部洋祐)
6回阪神、遊ゴロに倒れるも、大歓声を浴びながらベンチに戻る阪神・新井良太=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神6-1中日」(10日、甲子園球場)

 今季限りでの引退を決断した阪神・新井良太内野手(34)が六回、梅野の代打から途中登場。この場面は遊ゴロ、九回に巡った2打席目は左飛に倒れた。大声援を受けながら、現役生活最後の打席。こぼれそうになる涙を必死にこらえながら、最後まで代名詞となったフルスイングだった。

 古巣・中日との対戦となったラストゲーム。不思議な縁を感じながら、新井良は打席に立っていた。マウンドの福谷に対して初球、内角を襲う直球でボール。ファウル、空振り、ファウルと続いた5球目。左翼方向に特大な飛球を運んだ。

 惜しくもポールの左に切れたが、続く6球目もファウルで粘って、ボールと続いた8球目。結果的には遊ゴロに倒れたが、球場全体から惜しみない拍手が注がれた。

 見せ場は八回の守備だった。同じく今季限りで引退する安藤がマウンドへ。代打・野本の強烈な打球が三遊間を襲った。新井良は横っ飛びで好捕すると、素早く一塁に転送。尊敬する先輩の花道を好プレーで飾った。

 九回の打席を終えると、右翼スタンドからは惜しみない「良太コール」。一塁ベース前でヘルメットを脱ぐを、深々と頭を下げて感謝を示した。試合終了まで守り抜くと、笑顔で勝利のハイタッチに加わった。最後まで懸命に、必死に駆け抜けた12年間だった。

 12年目の今季は若返りを求めるチームの中で、なかなか1軍出場機会に恵まれなかった。来季去就について熟考する中で、最終戦を前にユニホームを脱ぐ決断。今後については未定だが、この日が現役最後のユニホーム姿になる。近日中に正式発表され、11日にも会見を行う。

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