金本監督、糸原CSファースト合流「あるかも分からんね」

 「フェニックス・リーグ、阪神9-3巨人」(9日、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎)

 阪神・金本知憲監督(49)が9日、甲子園での全体練習に参加。2軍調整中の糸原健斗内野手(24)を、CSファーストSから合流させる可能性を示唆した。左足首を負傷している大和に加え、この日は上本も首の寝違えのため、全体練習に不参加。二遊間をこなせる糸原への期待を口にした。

 「状態によっては(ファーストSから)あるかも分からんね。糸原の状態が良くて、上本と大和の状態が悪ければ、ありだと思うよ」

 CSでもスタメンと見られていた上本と大和が、共に10日の中日戦の出場が微妙な状況。「ぶっつけCS」となる可能性もあり、糸原の存在がその備えとなる。この日、糸原はみやざきフェニックス・リーグの巨人戦に「3番・二塁」でスタメン出場。3打数無安打だったものの、守備で軽快な動きを披露した。

 「チャンスがあれば、どこでも任されたところで頑張りたいです」と糸原。金本監督は「できればショートもね、両方やってほしいけど」と話しており、10日以降は遊撃を守る可能性もある。

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