金本監督 G倒で甲子園CS決める 気持ち切り替えて宿敵に強烈パンチ見舞う

 「DeNA6-2阪神」(29日、横浜スタジアム)

 CS進出が決定した前夜から、一気に決めたかったところだったが狙い通りにはいかない。持ち越しとなった2位確定の勝利は、次戦で必ずつかむ。30日からは巨人との2連戦。横浜での敗戦後、阪神・金本知憲監督は伝統の一戦に視線を向けた。

 「(巨人は総力戦で来ることを問われて)もちろんこっちも同じですから。まずはあと1つ、最初に勝てるようにやるだけです」

 Aクラス決定の気の緩みなどは全くなかった。打線は11安打を放ち、3試合連続となる2桁安打を記録。ただ、思うようにつながらずに2得点に終わり、投手陣も6点を失ったことで敗戦の結果を迎えることになっただけ。気持ちを切り替え、先手必勝の思いで巨人戦に挑む。

 今季、巨人にはここまで23試合で8勝13敗2分けと負け越しており、最近5試合は2分け3敗と勝てていない。それだけに、このままでは終われないという思いはある。また、状況的にも注目が集まる中での対戦となる。

 4位の巨人はCS進出のために、阪神2連戦での連勝を目指して総力戦で挑んでくる。DeNAの結果も影響してくるとは言え、一つも落とせない状況だけに、ここで阪神が2位確定の勝利を挙げれば、ライバルにとって強烈なパンチを見舞う形となる。

 キャプテンの福留は今後の戦いに向けて「自分たちのやることをしっかりやっていくしかない。それ以上のことはできないんで」と話した。1日も早く2位を確保したいのは誰もが同じ。G倒でCS本拠地開催のチケットをつかみ取る。

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