阪神・掛布2軍監督、アドバイザー就任に前向き「興味はある」 坂井オーナーに退任報告
今季限りでの退任を発表している掛布雅之2軍監督(62)が29日、大阪・野田の電鉄本社で坂井オーナーに2年間勤め上げた2軍監督の退任を報告。また、就任を要請されている「オーナー付アドバイザー」のポストに前向きな姿勢を示した。
最後の采配となった前日のウエスタン・広島戦(甲子園)は、今季最多16得点で快勝。愛弟子たちの勇姿を目に焼き付けて、背番号31に別れを告げた。
この日の午前中は、身体検査を受けるために鳴尾浜へ。その後、坂井オーナーの元へ退任のあいさつに向かった。
終了後、報道陣に対応した掛布2軍監督は「(オーナーからは)非常に恐縮されて『ありがとうございました』と。前向きに、球団の方にお世話になるということは考えています。フロントから見える野球がどんな野球なんだろう、と。興味はありますね」と新たな決意を告白した。
正式な発表は、1軍のシーズン終了後になる見込みだ。