阪神、夏ロード5年連続勝ち越し 福留、糸井、藤川らベテランが勝利呼び込む活躍

2勝目を挙げ、ロジャース(左)とともに笑顔を見せる藤川=神宮(撮影・高部洋祐)
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 「ヤクルト4-7阪神」(23日、神宮球場)

 阪神がベテランの活躍で勝利を手にした。40歳・福留の15号3ランが決勝打で、37歳・藤川が好救援で今季2勝目。36歳・糸井が5年連続の2桁本塁打となる、10号ソロを含む2打点の活躍だった。

 試合は初回、先発の岩田が3連打で1点の先制を許した。だが、三回だった。1死一、二塁で打席に糸井。三遊間を破る適時打で、まずは同点に追い付いた。さらに2死一、二塁で福留。ヤクルトの先発・原樹に対して2ボールから3球目だ。真ん中に甘く入った146キロを見逃さなかった。打った瞬間、フェンスオーバーを確信。主将はバットを放り投げて、ゆっくりと走り始めた。

 19日の中日戦(ナゴヤドーム)以来、出場2試合ぶりチームトップの15号。流れを完全に引き寄せたかみ見えたが、岩田が五回に2点を失って途中降板。4回2/3を投げて10安打4失点でKOされた。リードはわずか1点。2死満塁で藤川が救援登板した。代打・中村に対して3ボールとしたが、最後は遊飛に打ち取ってピンチ脱出。六回も無失点に抑えて役目を終えた。

 1点リードの七回には、中谷が2戦連発の15号2ラン。「次の1点が大事だと思っていた中で、いい結果を出すことができてよかったです」と、貴重な一打で3点差にした。以降はマテオ、桑原、ドリスと、勝利の方程式でつないでリードを守った。

 今季夏ロード14勝8敗1分けとなり、4試合を残して2013年から5年連続勝ち越しが決定。また、今季ヤクルト戦13勝7敗で、15年以来2年ぶりのカード勝ち越しを決めた。

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