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岩田快投2勝目!試合前ミーティング参加メッセの魂受け取った

 7回、笑顔で大和に声をかける岩田(撮影・飯室逸平)
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 「DeNA1-8阪神」(11日、横浜スタジアム)

 秘めた熱い思いとは裏腹に、阪神・岩田稔投手(33)は冷静にDeNA打線に向かった。チームが窮地だからこそ、左腕にはいつも以上に力がこもる。7回を3安打1失点で2勝目。エースと交わした約束のマウンド。勝利した試合後、チームの総意を代弁した。

 「何とかチーム一丸になって。一致団結で。ランディが戻ってくる試合までいけるようにしたい」。10日・巨人戦で途中降板したメッセンジャーの「右足腓骨骨折」が判明した。今季中の復帰は厳しい状況。最悪の事態がチームを襲う中、エースは宿舎でのミーティングに参加した。

 「ケガをしてしまったことは仕方ない。チームの皆はクライマックスシリーズ、日本シリーズ出場を目指して頑張ってもらいたい」

 悔しい思いを隠しこみ、ナインにエールを送った。「顔を出してくれたんで」と岩田。思いを込めたバトンを確かに受け取った。初回から気迫を前面にマウンドに上がる。野手の失策と四球で1死一、二塁。得点圏に走者を背負ったが、4番・ロペスを146キロで右飛に。続く宮崎を投ゴロに抑えて波に乗った。

 7点リードの五回、1死一塁から倉本に左中間を破られたが、最少失点で切り抜けた。内角の直球で筒香から空振り三振を奪うなど99球、4奪三振。積極的に振ってくる打線を冷静な投球で抑え込んだ。金本監督も「メッセの穴というか、埋めてやるという気持ちがあった」と賛辞を惜しまなかった。

 メッセンジャーはミーティングの最後に、こう言って別れを告げた。「投げられるようになったら、戻ってくるよ」。復帰に向けたリハビリが始まる。「そこ(CS、日本シリーズ)まで行って、ランディに投げてもらいましょう!!」と岩田。心を一つに戦う。代役はオレだと、胸に秘めた。

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