上本、守備妨害で幕 2日にも自力優勝の可能性消滅

 「広島4-3阪神」(1日、マツダスタジアム)

 後味の悪い幕切れとなった。1点差で迎えた九回、1死一塁で上本が打席に立った。西岡が左前打で出塁。七回には自身初のランニングホームランを放った男に打席が巡った。ファウルで粘ったが、1ボール2ストライクからの6球目。外寄り低めのフォークにバットは空を斬った。

 一走の西岡はスタートを切っており、捕手・会沢は二塁に送球。スライディングが早く、セーフかと思われたが、空振りした際に体勢が崩れ、会沢と重なる形になった。このプレーに守備妨害が適用され、まさかのダブルプレーで試合終了。金本監督はベンチを飛び出し、必死に抗議したが、結果が覆ることはなかった。

 杉永球審は「捕手の送球を妨害したということ。接触もしています。監督からは『外角のボールは出ちゃうんじゃないか』という話でしたが、偶然だろうと故意だろうと、捕手を妨害したということ」と説明。首位・広島との差は11ゲームに広がり、2日の広島戦で阪神が敗れ、同日にDeNAが中日に負ければ、広島にマジックナンバー36が点灯する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス