メッセ無念の七回同点劇 11勝目ならず

 7回、適時打を打たれ悔しがる阪神・メッセンジャー
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 「中日-阪神」(29日、ナゴヤドーム)

 阪神の先発・メッセンジャーが7回を投げて8安打2失点。2点リードの七回に2点を失い、同点で無念の降板となった。

 試合は序盤から中日の先発・小笠原と投手戦となった。初回、1死から荒木に中前打を浴びると、2死三塁を背負ったが、4番・ビシエドを内角の149キロ直球で一ゴロに。ピンチを脱すると、二回以降は波に乗った。150キロ超の直球を軸に、要所でフォークがさえる。三回を3者三振に斬ると、四回も中軸を3者凡退に抑えた。

 だが、2点リードで迎えた七回だった。先頭の藤井に三塁線を破られると、続く福田にも中前打を浴びて無死一、三塁。遠藤の遊撃内野安打で1点を失った。さらに松井雅に送りバントを決められ、1死二、三塁。代打・工藤は空振り三振に抑えたが、続く京田との対戦だった。

 初球の直球を狙われると、打球は遊撃正面に。ハーフライナーとなった打球を、大和がファンブル(記録は失策)。不運も重なり、同点のホームを許した。直後の攻撃で打順が回り、代打を送られて降板した。104球、8三振を奪いながら、11勝目の権利を目前で逃した。

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