西岡よ、救世主になってくれ!打撃絶好調、1軍昇格は4日からの9連戦で判断

 阪神・掛布雅之2軍監督(62)が6月30日、左アキレス腱断裂からの完全復活を目指す西岡剛内野手(32)の1軍復帰時期について言及した。7月4日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)を皮切りに始まる9連戦。ここが、1軍で戦える体の状態にあるかどうか、西岡自身が判断する基準になるとの見解を示した。いよいよ、1軍復帰へ秒読み段階に入ってきた。8連敗と苦しむ金本阪神を救ってくれ!

 雨のナゴヤ球場。練習を終えた掛布2軍監督が西岡完全復活までの「最終段階」を説明した。

 「オールスターまでの9連戦で、西岡自身が(1軍で戦える体の状態にあるかを)判断していくと思うよ」

 西岡は現在、ウエスタン・リーグ12試合に出場。33打数13安打で打率・394と格の違いを見せつけている。打撃については「すごくいい状態」と同2軍監督も太鼓判を押す。後は体のコンディションだ。7月4日のウエスタン・ソフトバンク戦(タマスタ筑後)から12日・広島戦(鳴尾浜)までの9連戦が組まれている。ここで西岡自身が完全に納得できる状態かどうかを判断する。

 掛布2軍監督は以前から「10試合程度を連続してフル出場」することを完全復活の目安としてきた。「急がせたらいけないと思うんですよ。かといって時間をかける時でもない。9連戦全部で使うつもりはないけど、休ませるつもりもない」。西岡がいよいよその段階に入るということだ。

 2軍戦では遊撃、中堅、そして一塁を守っている西岡。どのポジションも無難にこなしており、守備面で不安材料は見当たらない。1軍でのポジションは用意されていないことを西岡自身も十分に理解している。複数ポジションを守らせるように1軍から掛布2軍監督へ通達が届いている。西岡もそれに応え、懸命に猛アピールを続けている。

 天候不良のため、この日のウエスタン・中日戦(ナゴヤ)は中止となり、西岡はナゴヤ球場の室内練習場でダッシュなどで汗を流した。帰り際に「何もないよ」と多くを語らず、球場を後にした。

 1軍は30日・ヤクルト戦(甲子園)に敗れ、5年ぶり8連敗と泥沼にはまり込んでいる。掛布2軍監督は「だいぶ苦しいチーム状況だと思う。(西岡が)いい起爆剤になれば」と期待を口にした。1日の同中日戦(可児)は一塁手として出場予定。不振に陥る金本阪神の「救世主」となるべく、西岡が最終調整を進めていく。

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