阪神、逆転負けで8連敗で広島に7・5差 青柳が五回に3死球など4失点

9回、最後の打者・阪神・原口(左手前)が三振に倒れ試合終了。ベンチでたたずむ金本知憲監督(中央)=甲子園
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 「阪神3-4ヤクルト」(30日、甲子園球場)

 阪神が逆転負けで8連敗を喫し、首位広島とのゲーム差は7・5差に広がった。

 二回に22イニングぶりの得点で先制した阪神は、先発青柳が五回に突然制球を乱した。無死二、三塁から連続死球で押し出しとし同点とされた。2死満塁から坂口に2点適時打され2点を勝ち越され、続く上田に死球を与え満塁とし山田に押し出しの四球を与え加点された。

 五回1死二塁から福留の左前適時打で1点を返した。この適時打はチームにとって47イニングぶりのタイムリーだった。七回には敵失で1点差に迫まりなおも1死一、三塁と好機が続いたが、後続が倒れた。九回も2死二、三塁と攻めたが、代打原口が空振りの三振に終わった。

 青柳は五回にプロ野球史上10人目の1回3死球のタイ記録を作り、5回4失点で3敗目を喫した。

 阪神は過去5度のリーグ優勝で、最大逆点差は1964年に大洋(現DeNA)につけられた6・5差。逆転Vが厳しい数字になった。

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